さてかみ島行きを前日に控えた10/5。
集合場所など詳しく聞いてなかったので、
ケンシ口ウ君に電話するが
相変わらずの無言電話。
信じられない事に彼は、
聞く事は出来るが、
話す事の出来ない携帯を
「一通だから、これだと通信料が半額になる」と主張し、
半年ほど使い続けている。
メールで確認すると6時半に
ケンの実家に集合らしい。
7時じゃなかったのか。
なんかちょっと早くなってるぞ。
しかも当日の朝5:50分にメールが来て
「あと30分で着く」という。
どんどん集合が早くなるではないか。
完全に騙された気分だ。
しかし天気は上々。
暑くなりそうなのでハーパンにTシャツを着て、
万が一濡れた場合の着替えと上着を持って出発。
ケンの実家に着き、外で待機していると
パジャマ姿の釣り馬鹿オヤジが現れた。
彼は10年くらい前に体を壊し、
発作?で倒れる恐れもあるため、
妻に単騎での釣りを禁じられている。
それも近場なら良いが、
3Hもかかる伊良湖、
ましてや船に乗るかみ島(三重県)なんてもってのほかなのだ。
そのため一人で行くときは、
アリバイ作りに細心の注意を払っているという。
「友人と行く」とウソ(本人は方便と主張)をつき、
友人にも「妻からの電話には出るな」と釘を刺す。
自分は「連絡がついてしまうと困る」という理由から
携帯を未だに持っていない。
なるほど。
ケンシ口ウ君が携帯を直さない理由が垣間見えた気がした。
つづく